隣の席の、クソ悪魔。
…誰?てか、これお姫様抱っこじゃん…




周りから女子の黄色い声がうるさい。


私のこと抱えてくれてるの先生かな?ここで気を失ったらみんな困っていたので、助かった。



「先生。中村さん熱があるみたいなので、僕が保健室に運んでいってきます」





…え?




私のことを抱えてくれたのは、松山だった。



あ、やばい…もうだめだ



そう思ったのと同時に、私は気を失った。
< 19 / 42 >

この作品をシェア

pagetop