隣の席の、クソ悪魔。
今はお昼休み。


絵里がトイレから帰ってくるのを待っている。



早く帰ってきてくれないかな…




松山の隣にいると本当イライラしまくり。



「沙羅ー!お待たせ!



今日は中庭でご飯食べよ!」


…やっと来たー


「うん!早く行こ!」



私は絵里の手を引っ張って中庭へと向かった。



中庭に着くと、2人でお弁当を広げて、食べ始める。



「もう、本当に松山うっとうしい」


私はいつものように松山に対する愚痴を絵里にこぼす。



絵里も松山の笑顔が嘘だということにすぐ気付いていたらしい。



だから、裏の松山の話も普通にしている。



「まあまあ、そんなこと言わないの。




てか、沙羅が体育の時倒れた時、本気で心配してたよ。」
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