隣の席の、クソ悪魔。
「え!ちょ!



沙羅どうしちゃったの?!」



昨日のことを絵里に話してみると、絵里はものすごくびっくりしているよう。






「それが私にもわからないんだよ…





本当に、自分でも頭おかしいと思う」








「本当にびっくりしたよ!




しかもあんなにうざがってた松山に話すなんて…」





絵里はそう言いながら頭を抱えている







「なんか、松山二人きりの時だけ




いつもと態度が違うんだ…



それでなんか話しちゃってた」






「えー?!


優しい???



本当に?」




絵里は嘘でしょ?!と言うようにびっくりしている





「うん。



まあ、バラされた時は、どうにかするね。




それと、俺はずっと一人



とか言ってた」




そう。あの悲しそうな瞳と、悲しい言葉



「…沙羅と一緒で、過去になにかあったのかな…?」



「多分そうだと思う。」
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