隣の席の、クソ悪魔。
「勝手にイライラしてればいいじゃない。


あんたに可愛いだなんて思われたくないから」




怒りを抑えながら冷静に返す




「他の女はみんな俺が笑えばみんな寄ってくるのに、お前はなんなんだよ。




さっさと俺に惚れればいいのに」



…は?なんなの?こいつ




「人間、顔だけじゃないでしょ?




私は、顔で判断するやつは嫌いなの。



内面の方がずっと大切なの。」



そう言って悪魔君を睨んだ



それを聞いた悪魔君はフッと笑って



「そんなのただの綺麗事だろ?


人間なんて単純なんだよ。



だから、人間は顔がいい奴が勝ち組なの?



わかる?」



そんなことを言ってくる悪魔君。




いや、もうクソ悪魔だ。




「あんたみたいに外見で判断するやつが一番嫌いなの!」



「あっそ、勝手に言ってろ」



私はあまりに大きな声を出してしまったみたいで…




「こら!お前ら喋るんじゃねえ!



放課後職員室に来い」




…先生に怒られました




本当最悪だ。




このクソ悪魔がいなければ、こんなのことにはならなかったのに…



そう思いながら、残りのだるい授業を受けた
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