好きだから


















お昼を過ぎたころ、授業がだるくなって私は、屋上に行った。




「秋、近づいてきたなあ…」


そう言って、遠くを眺める。


人恋しいよ、ほんと。







瞳吾と、羽琉くん。


どっちのほうが先に頭に浮かぶか聞かれたら……



羽琉くん。











「琉佳、こけるよ」



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