好きだから





声をかけてくれたのは、羽琉くん。


びっくりしたー。




羽琉くんのことを考えてたら、羽琉くん本人が現れた。






「羽琉くん、何してるの?」


「琉佳がここにいると思って、きた」


そう言って笑う、羽琉くん。




羽琉くんって宙くんに似てる…

口が、うまい。




「うそ。眠くて」


そう言って、ベンチに寝転がる羽琉くん。



「琉佳、眠くないの?」


「…少し」




「じゃ、帰るか」


そう言って、立ち上がる羽琉くん。



帰るんだ?

保健室とかじゃなくて(笑)



< 74 / 102 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop