好きだから






「………ぁ。」



屋上に向かってる途中、瞳吾にあった。



なんて、話しかけよう。






「琉佳」


初めて、瞳吾から私の目を見て話しかけてくれた。

それなのに、嬉しくない。


なんか、おかしい。




「…やり直したい。今まで悪かった」





そう言われて、瞳吾をまっすぐみる。



……やり直す?

私と?



……そんなの。





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