今日から、幼馴染まない。










「・・・・・・・・・・・・・・・オレ、本当に優奈さんの事が好きだったよ。 昔から。 ずっとずっと」







小さい頃から、いつも優奈さんを目で追っていた。 見つける度にドキドキして。 恋焦がれてた。







優奈さんの事が、大好きだった。






「・・・・・・・・・・・・・・・それは、1番大事な人が当前の様にいつも傍にいて、自分の手から離れていくなんて思いもしなかったからだよ。 優衣といるのが自然。 優衣を好きなのは普通。 だから、一緒にいるのが当たり前じゃない、幼なじみでもない、優衣の次に好きなワタシの事を『1番好き』って勘違いしたんだよ」







優奈さんの言い分が、『オレが優衣を好き』という態にする為に無理矢理こじつけた作り話に聞こえた。







「違うよ」







「違わないでしょ!! ワタシより優衣を択んだくせに説得力ないんだよ!!」







オレの否定を、優奈さんが強めに打ち消した。
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