今日から、幼馴染まない。










とりあえず、2人でバス停に向かい、バスに乗り込み空いている椅子に座った。






お互いもう付き合っている人はいないのに、元の様に戻れないオレら。







寝ていないくせに、起きてるくせに、優衣は『話しかけるな』とばかりに寝たフリを決めこんでいた。







優衣が、オレとの間に作った壁を退かそうとしないのは、やっぱりオレを赦せないからじゃないか??







『優衣もオレに気がある』というのは、優奈さんの誤想なんじゃないか。










目を閉じたままの優衣の顔を眺めながら色々考えていると、優衣の寝顔越しの窓から学校が見えてきた。
< 132 / 185 >

この作品をシェア

pagetop