今日から、幼馴染まない。
「・・・・・・・・・・・・・・・優衣も、オレの事が好きって事にしませんか??」
優衣の腕を引き、自分の方へ引き寄せようとすると
「律は!!」
優衣が、急に大きな声を出しては、引っ張られまいと腕に力を入れた。
「・・・・・・・・・・・・・・・何??」
「・・・・・・・・・・・・・・・律は、お姉ちゃんを抱いた手で、ワタシにも触るの??」
優衣が、苦しそうな声を出した。
優衣が赦せないのは、事故の時、優衣を助けなかった事だけじゃなかったんだ。