今日から、幼馴染まない。
「言っておきますが、別れたい発信はオレからですからね。 ・・・・・・・・・・・・・まぁ、優衣の事、ホントに好きだったから、未練が全くないって言ったらそうでもないんですけどね。 でも、付き合ってるうちに、優衣の気持ちに気付いたあたりから、ちょっとずつ冷めてったから。
・・・・・・・・・・・・・・優奈さんはどうなんですか?? まだ律の事好きなんですか??」
「・・・・・・・・・・・・・・・ワタシもさ、律くんと付き合ってる時に、律くんの気持ちに勘付いてたから、分かれる前に何となく覚悟みたいなのは出来てたんだ。 ・・・・・・・・・・・・・・でも、まだちょっと失恋引きずってる節は否めないよね」
オレの質問に、切ない顔をしながら笑って答える優奈さん。
何でか胸がぎゅっとなる。 同じ様な体験をしたからだろうか。
「・・・・・・・・・・・・・・・大丈夫ですか?? 優奈さん、結構まじで律の事好きだったでしょ。 ・・・・・・・・・・・・・・・オレ、ちょっと気になってた事が1コあるんですよね。 病院に優衣のお見舞いに来た時、優奈さん、優衣に泣きながら律との事謝ってたじゃないですか。 あれって・・・・・・・・『うん。 ワザとだよ』
言い終わる前に優奈さんが返事を被せた。