今日から、幼馴染まない。
「・・・・・・・・・・・・・・・救急車の音に、何の反応もしなかったワタシって、冷たい人間かな」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
優奈さんの問いに、返答が出来ずに黙ってしまった。
そんなつもりは微塵もなかったけれど、そう捉えられても仕方のない言い方だったかもしれない。
誤解を生まない言葉を捜していると
「・・・・・・・・・・・・・・・何でいつもいつもワタシが悪者なの?? 優衣には悪い事したと思ってるよ。 だけど、知らなかったんだもん。 なのに・・・・・・・・・・・・・。 ワタシ、みんなに責められなきゃいけない程悪い事したかなぁ?!!」
優奈さんがオレの両袖を掴み、腕を揺らした。