今日から、幼馴染まない。










「・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ!?? 1点じゃん。 ハットトリックとか決めたんだったら盛大に褒めるけど、1点決めただけでわざわざ観客席に来て『褒めろ』って、死ぬほど甘やかされて育った金持ちの一人っ子でも言わないわ」







呆れる優衣と、失笑する女子たち。







褒められるどころか、恥をかかされる始末。








でも、再確認。







バカにされても、呆れられても、やっぱり優衣との会話は楽しい。







「・・・・・・・・・・・・・・じゃあ、優衣。 オレ、ハットトリック決めるから、あと2点取れたら、褒めてくれなくてイイから、幼なじみ復活するって約束してよ」








優衣と普通に喋れないのは、どうしても嫌なんだ。
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