私の兄は正義のヒーロー
私は反応すらできなかった。

たぶん、今の私はアホヅラだろう。

口をポカーンと開けて、目を真斗を見てはいるが焦点はあってない。

「あっらーそんなの当たり前じゃない?好きな人にはアタックが1番よ!」

真斗は決めゼリフのように言ったが、全然かっこよくない。

いや、むしろキモい。
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