甘くて苦い恋の行方


ガクン


やっと唇が離れたと同時に私も崩れ落ちてしまう。


「ハァハァハァ‥‥なんてことするのよ。」


崩れる私を、上から見下ろし

怪しい笑みを浮かべている。


いつもの流空ではなく、少し怖い雰囲気。


「平気で男の部屋にくるなんて、喰われに来てるもんでしょ?」


何?何を言ってるの?


頭が回らない。


こいつの言っていることが、いつも以上に理解できない。


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