見つめないで勉強しなさい! ~一途なチャラ男くんに愛されました~
「こーんなに美味しそうなスイカを食べられないところだったんだよーっ。ちょうどひとつ余ってたから、久美ちゃんにあげるね」
「わーっスイカだ!これ久美の分?」
「そうだよ」
「やったー!」
私は久美ちゃんの弾けんばかりの笑顔を見て、子どもたちを見回した。
「待たせてごめんね!はい、じゃあみんなで―――」
『いただきます!』
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