甘い甘い恋を…
おずおずと彼の傘に入る

噂によれば彼は私を嫌ってるので少し距離を置く

「もっとこっち来ないと肩が濡れるぞ」

「すいません…」

…会話が続かない。どうしよう


そんな時

バシャッ

「きゃっ」

車が水たまりの上を走りその水が私と神道さんにかかってしまった

「大丈夫か?」

「は、はい、たぶん大丈夫です。…くしゅんっ

す、すいません…ちょっと寒いです…」

「ここからなら俺のマンションの方が近いな」

「神道さんのマンションですかっ?」

「あぁ。シャワーを浴びた方がいい」

と言って強引に神道さんのマンションらしきとこに連れていかれた

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