ただの幼なじみじゃいられない!
7th Story*2度目のお出かけ
*咲side*
早朝、カーテンの隙間から差し掛かる太陽の光。
光の明るさで、閉じていた目が少し痛くなる。
あたしは薄く目を開いた。
わ、眩しい…今日もいい天気なんだな。
「んん…?」
もう、朝…。
今、何時だろう…?
「8時…15分…。」
もうすぐ、起きなきゃ。
昨日から爽太のおうちに泊まることになったあたし。
爽太のご両親のお部屋とお布団を借りて寝ることになった。
もちろん、爽太は自分のベッドで寝ているから部屋は別々。