ただの幼なじみじゃいられない!
なんで、じゃないよ!
ベッドにもぐりこませたのは、いったいどこのどいつよ!!
なんだか無性に腹が立って、朝から爽太に蹴りを一発、入れてしまいました。
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「…いってえ。」
「あたし、知らないもん。爽太のドスケベ親父。」
あのあと起きてからすぐ支度をして。
もう映画館まで着いたのに、爽太はまだあたしが蹴っちゃったところを痛がってた。
「お、親父…。とにかく、悪かったって。」
ふーんだ。
あたしは、ぷいっとそっぽを向いた。