ただの幼なじみじゃいられない!
「あはは。そうかなあ〜?」
がっつり否定しちゃうのも爽太に申し訳ないかなと思ったので、軽く流した。
爽太はというと、みなみちゃんたちが知らない子たちなので話すこともなくただその場に座っていた。
「やっばい!遥、そろそろイベントはじまっちゃう!!」
少し話していると、みなみちゃんが急に身につけている腕時計をみて焦り始めた。
「うそお、本当だ!あと10分じゃん!咲ちゃん、邪魔してごめんね!」
どうやらふたりは、近くで行われるイベントに行くみたい。
「ううん。あたしたちは、大丈夫だよ〜!」