ただの幼なじみじゃいられない!



たくさん笑って話して、また爽太との思い出が増えた。


その反動なのか、今日はどっと疲れが…。


と、とりあえず、眠い…!



「学校着いたら、HRまでとりあえず寝よう…わっ!?」



眠さでおぼつかない足どりのあたしを、誰かが後ろからトン、と支えてくれた。


だ、誰だろう。


後ろを振り返ると___。



「あ、爽太…。」


「咲、おはよ。また具合悪いのか?」



あたしを支えてくれたのは、爽太で。


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