ただの幼なじみじゃいられない!
聞こえてきたのは、そんな会話。
爽太を囲っている女の子たちは、学校だと言うのにバッチリメイクをしていて、スカートもすっごく短くて…。
派手目の女の子たちばかり。
きっと…前に爽太と遊んだことがある子たちなんだろうな。
爽太はなにも答えないで、ただ女の子たちをじっと見下ろしてる。
「………………。」
「______ねえ爽太くんっ、答えてよっ!!」
「また、前みたいに遊ぼうよ。あたしたち、最近つまんないんだよお?」