ただの幼なじみじゃいられない!
行きたいところ…顎に指を当て考える動作をしてからあたしは答えた。
「んー…ゲーセン!」
「おっけー。」
爽太と一緒に、広いショッピングモールのマップを見ながら、ゲーセンへ向かう。
ゲーセンへ着くと、そこも学校帰りの高校生で溢れてた。
さすが、オープンしたばっかりのショッピングモール…。
ここまで来るのにどっと疲れがでた。
爽太と手は繋いだまま。
…手を繋ぐっていう提案をしてくれてよかった、爽太のおかげだよ。
本当に爽太とはぐれて、迷子になりそうだったもん。