私の思い~きっかけとタイミング~
森崎先生ともう一度話がしたい。
正直にそう思った。
先生の声が耳に残っている。
私は声フェチではなかったはずなんだけどな。
森崎先生はあの後ちゃんと眠れたのだろうか。
もうとっくに病院に行って、お仕事しているんだろうな。
そんな事を自然に思ってしまう私はどうしたんだろう。
私は雑念を振り払うと、一週間で溜めた家事に取り掛かる。
明日は井上さんと出掛ける事になっているのだから、今日中にしてしまいたい事がたくさんある。
私はさっさと小腹の空いたお腹にパンを詰め込むと、買い物に向かった。