私の思い~きっかけとタイミング~
美紗side
あれ?

妙に温かい。

これは人肌のぬくもり…?

私はバチっと目を開けた。

身体が動かない。

私はゆっくりと顔を上げる。

そこには私を包み込んでいる恵太の寝顔。

そうか…。

私達同じベッドで眠ったんだった。

恵太の心臓の音が聞こえる。

「恵太…、好き。」

私は呟いた。

「…俺もだよ。美紗。」

クスッと笑って、恵太が私を見た。

「おはよう。」
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