私の思い~きっかけとタイミング~
「…帰ろう。」

恵太は自分の車に乗る。

私は自分の車に走って行った。

慌てて車に乗り込む。

体中が心臓になったみたいで、口からドキドキが飛び出しそうだ。

急に男の顔になった恵太。

私は…。

落ち着きを取り戻すまで、私は車を発進する事は出来なかった。

もう少し、もう少し…。

胸に手を当てて、目をつぶる。

そしてエンジンを掛けた。

もうオレンジの車はない。

私はそれを確認すると、自分の家に向かって車を走らせた。












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