私の思い~きっかけとタイミング~
私の様子を伺いながら、私の身体の下半身へと恵太の手が動いていく。

「美紗、感じてる?」

私の耳元で囁く恵太。

それも私の身体をびくつかせる。

私の感じる部分に恵太の手がかすめる。

「…ん…。あっ…。」

「こんなに濡れて…、美紗は感じてくれているんだな。」

私の身体は熱を帯びてくる。

「美紗も触って。」

私の手は恵太によって、恵太の男の部分に持っていかれる。

「美紗のせいだよ。俺の心も身体も美紗を求めている。」

こんな風に男の人を触るのは初めてだ。

やっぱり恵太は慣れている。

そう思った。

私は今までつぶっていた目を開いて、恵太を見る。

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