私の思い~きっかけとタイミング~
「美紗の寝顔は俺の大好物だからな。」
恵太はそう言うと、私の額にキスをした。
「恵太の笑顔も私の大好物よ。」
私はそう言うと、初めてファミレスで会った時に感じたことを話した。
「あの時、恵太の雰囲気に吸い込まれそうで、時間が止まったかのように感じたの。私の一目ぼれはあの時だと思う。」
顔が真っ赤になった私は、急に恥ずかしくなって布団で自分の顔を隠す。
そして目だけで恵太の様子を伺った。
少し驚いたような表情をした恵太は、私から視線を逸らした。
「美紗、何で早く言ってくれなかったんだ。」
恵太は私を睨む。
「そうしたらこんなに悩まなくても済んだのに…。」
そして私の裸の身体に、手を伸ばす。
「美紗は俺のものだ。」
恵太の手の感触に私の身体は反応する。