私の思い~きっかけとタイミング~
やはりいつも二人でやっている仕事を一人でこなすのは忙しい。

綾子さんが専属でやっている仕事もマニュアルを見て、前に手伝った事を思い出しながら進めていく。

私達の仕事は、その日に処理をしてしまわないといけない事がたくさんある。

あっと言う間にお昼だ。

-結子ちゃんの様子はどうですか?会社は何とかなっていますので、心配しないで下さいね。-

私は綾子さんにラインを送った。

すると返信がすぐに届いた。

-ありがとう。何とか熱は下がったよ。どうも疲労から来ていたみたい。明日は出勤できそうだから、今日の仕事はよろしくね。-

良かった。

やっぱり若いと早く体調が戻るんだよね。

私は安心すると、お弁当を食べ始めた。

ここは働いているフロアの一角にあるフリースペース。

もちろんいつもは綾子さんと一緒に食べている。

私は実家から出て、一人暮らしをしている。
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