私の思い~きっかけとタイミング~
「でもそんなに総務の仕事に興味はないですよね?」
私は井上さんに聞いてみた。
どうせ私の気を引く話題を引き出したかっただけだろう。
単純に私はそう思っていた。
「今までは杉浦と新田さんが問題なく仕事をこなしてくれているから、営業に専念出来ていたと言った方が本音かな。」
井上さんはクスリと笑った。
「実はさ、営業の中で手伝いを頼むなら、総務を押えろって話になっているんだ。」
井上さんは思い出すように言った。
「昨年度末、営業の大きなプレゼンを手伝ってくれたことがあっただろう?」
確かに。
あの時は約2週間、私と綾子さんが毎日交代で手伝いに行ったんだっけ。
お互いの総務の仕事をフォローし合いながら。
「もちろん杉浦の事は良く知っていたから、仕事が出来る事は分かっていた。だから、正直新田さんが来てくれた初日は大丈夫かなって心配していたんだよ。」
私は井上さんに聞いてみた。
どうせ私の気を引く話題を引き出したかっただけだろう。
単純に私はそう思っていた。
「今までは杉浦と新田さんが問題なく仕事をこなしてくれているから、営業に専念出来ていたと言った方が本音かな。」
井上さんはクスリと笑った。
「実はさ、営業の中で手伝いを頼むなら、総務を押えろって話になっているんだ。」
井上さんは思い出すように言った。
「昨年度末、営業の大きなプレゼンを手伝ってくれたことがあっただろう?」
確かに。
あの時は約2週間、私と綾子さんが毎日交代で手伝いに行ったんだっけ。
お互いの総務の仕事をフォローし合いながら。
「もちろん杉浦の事は良く知っていたから、仕事が出来る事は分かっていた。だから、正直新田さんが来てくれた初日は大丈夫かなって心配していたんだよ。」