私の思い~きっかけとタイミング~
「あっ…。」
助手席には今朝の紙飛行機が乗っている。
何だかとても昔の事のように感じた。
その紙飛行機を手に取る。
「森崎…、どこかで最近聞いたような名前なんだけどな。」
でもこれだけじゃあ、何の事だかさっぱり分からない。
私は何気に紙飛行機を開けてみた。
「何か書いてある…。」
そこには…。
-君は俺の事が分かるかな?-
まるで挑発するかのような言葉。
いつも突っ込んで来るその人の運転のようだ。
もしかして相手は私が知っている人?
う~ん。
私は考え込んでしまう。