私の思い~きっかけとタイミング~
そうか。
一番下っ端の津田が買い物を押し付けられたのか。
でも若すぎて、結婚のお祝いなんて何も思いつかないんだろうな。
俺は笑いたいのを我慢する。
「了解。3時頃で良いかな?」
俺は食事の時間にかからない無難な時間を指定した。
「はい、よろしくお願いします。」
津田は頭を下げると、去って行った。
そしてすぐに彼女の事が俺の頭を占める。
それにしても…。
こんな風に連絡をひたすら待つのは心臓に悪い。
でも俺から連絡を取る方法ない。
仕方がない、もう少し待ってみるか。
俺は長い長い一日を過ごす事になりそうだ。