私の思い~きっかけとタイミング~
ただこちらが本気になり切れなくて、身体を重ねてしまうとすぐに飽きてしまう。
そういう意味ではどの女も一緒だった。
その事を正直に相手の女に伝えては張り手をくらうか罵声を浴びて、そこで終わり。
もしくは泣いてすがられた。
でも着信を拒否し、完全に連絡を絶った。
今から考えると、鬼のような人間だったのかもしれない。
でもそんな女達も俺自身をちゃんと見てくれていたのかは疑問だ。
だから正直後悔はしていない。
でも何でだろう。
彼女とは、違う関係が築けそうな気がする。
それはただの俺の勘というだけで、確かな物ではないのだが。
いろいろ考えてみるが、彼女にどう接近したらいいのか、良い案なんて思い浮かばない。
俺らしくない…。