Lonely princess 〜ひとりぼっちのお姫様〜

教室の黒板に掲示されている座席表で自分の席を探す


私の席は…窓から2番目の1番後ろの席



客観的に考えたらきっといい席なんだろうけど、私にとったらどの席も同じ




教室にいること自体が苦痛なのだから



でも、‘‘彼等”が同じクラスじゃない事がせめてもの救いだな、と思う



まぁ、‘‘彼等”がいてもいなくても同じといったら同じなのだけど



そんなことを考えながら、座席表に書かれている自分の席に座ろうと歩いて行くと、クスクスと笑っている数人のクラスメイト


一瞬頭の中にはてなマークが浮かんだが、自分の席に近づくにつれて彼女たちが笑っている理由がわかってきた



あぁ、そういうことか。



さっき座席表で確認した私の席に油性ペンで書かれているたくさんの暴言



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