ぼくとあなた
さて、そろそろ眠くなってきた。
腰も痛いし、頭も寒い。
貴女への土産話も貯まった。
僕は衰えてしまったが、貴女はどうだろう?
あの頃の美しいままかな?
僕は貴女のことを忘れた日は一度もない。
貴女は僕のことがわかるかな?
わかってくれたらいいな。
それではもう寝よう。
僕はゆっくり日記を閉じた。
その日僕は幸せな夢を見た。
辺り一面に咲いているヒマワリの中心で
貴女と再開したという、
とてもとても幸せな夢。