いきなりプリンセス
《ドガ…!》
「いっ……………たぁ…い…」
あれ。
ここは……こっちの世界の私の部屋だねぇ…
私…寝相悪っ…こんな広いベッドから落ちるってどうよ…
…ってことは…
「なんだ~やっぱり夢か~!」
だよね…あんな…
《ガバッ》
そう思いつつ…携帯を開く。
電源はOFFのまま。
電源のボタンを恐る恐る押した。
「……………………」
「…………うそ…」
18時37分48秒…
やっぱり時計は止まっていた。