ねぇ、聞いて。
「ママ!!!!!!」
ママが私のところに走ってきて太陽を確認した。
「え?ママ?」
「え!Rio だ!」
とか、いろいろ聞こえるけど今は気にしない。それどころじゃない。
「魅音が泣いててどうすんのよ!
慎くん!熊くん!太陽くん車に運んで!」
「「はい!!!」」
太陽はすぐに車に運ばれた。
「えっ!?凜桜さん!?」
ちょうどその時騒ぎを聞いてさっちゃんが駆けつけてきた。
「先生、うちの子今日早退で!
太陽くん病院まで運びます!
魅音、早く乗って!」
「え、あ、はい!分かりました!」
理解できていなくて驚いているさっちゃん
私は涙を吹いて急いで車に乗った。