ねぇ、聞いて。
30分たっても来ないから流星に電話をしたけど出なかった。
今向かってるところなのかな?
それからしばらくしても流星は来ない。
にしても流星遅いな…
もう1時間以上たってる…
『~♪~♪~♪』
携帯が鳴った。
ディスプレイには流星の文字。
「流星遅いよ!何して「○○総合病院のものですが」」
それは女の人の声だった。
「え?あ、はい。」
『○○総合病室のものですが…
如月 流星さんのご知り合いの方ですか?』
次の言葉を聞いた瞬間私は携帯を落とした。
「流星が…交通事故にあった。」
「「「「「え?」」」」」
うるさかった病室から音が消えた。
「俺、見てくるから魅音ちゃんは太陽見てて!!」
そう言って4人とも走って緊急手術室に向かった。