ねぇ、聞いて。
それから3日。
その日も朝から太陽のところに行った。
そっとドアを開けると太陽は寝ていた。
ドサッ
その顔はやけに青白く見えて手に持っていたフルーツの入った袋が手から落ちた。
私は駆け寄って太陽の顔に触れた。
その時ゆっくりと太陽の目が合いて
私をとらえた。
頬に触れる私の手に自分の手を重ねた太陽。
「なんだよ。生きてるよ。」
「…っ」
そう言われ安心したのか涙が頬を伝って太陽の顔にポタッと落ちた。