ねぇ、聞いて。




「俺はお前が我慢する方が嫌だ。

泣きたい時は泣けよ


お前が俺の分まで泣いてくれてるから俺は泣かずに笑えてるんだ。




泣きたい時に泣いとかねぇと笑えねぇぞ。」


私の涙腺は壊れた。



決壊したダムから水が流れてくるように


私の目からは大量の涙が出た。





太陽はいつもこうして私の欲しい言葉をくれて、私から不安を取り除いてくれたね。




でも、行くら不安が取れたと言っても




『太陽を失う恐怖』だけは、



無くなることはなかったんだ…






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