ねぇ、聞いて。
角に丁度ついたとき愛美が家から出てくるのが見えた。
愛美も大きいケースを片手に走ってきた。
「よし!行こっ!」
そう言っていつもの駅下の広場に向かった。
そこには芸の練習やストリートダンスの練習。
ストリートボーカルや
バンドの練習をしに来てる人などたくさんいる。
その広場の中でも私たちの特等席
コンビニ寄りのみんなと離れたところでいつも歌っている。
コンビニ帰りに寄って見ていってくれる人や正直、ここが1番人がくる気がする。