ねぇ、聞いて。




扉を閉めて、私は床にペタッと座り込んだ。



「私…最低だ」



勝手に泣いて

勝手に怒って

太陽を責めて

心配してくれた2人にあんな態度とって

助けてくれたしんちゃんに八つ当たりして

自分から聞いたくせに聞きたくないって

怖くなって逃げて…




辛いのはあんな太陽をずっと近くで見ているしんちゃんと熊さんだよ。



1番泣きたいのは…


「太陽だよ…。」








私はベットに行き何も考えたくなくて

頭まで布団を被った。





携帯が静かに振動していた。


きっと愛美だろうな。


でも今は電話に出られる状態じゃないので無視してそのまま目を閉じて


現実から逃げることにした。

















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