ねぇ、聞いて。
今、私の顔はトマトみたいに真っ赤だと思う。
全身の熱が顔に集中してるみたいで
顔があつい。
私は太陽の胸を押して離れた。
その瞬間悲しそうな顔をした太陽と目が合った。
「私…太陽が大好き!!!」
そう言って太陽に飛びついて首に腕を回した。
「焦った…」
と呟いた太陽が可愛くて仕方なかった。
「魅音」
と太陽に呼ばれ離れると
唇に太陽の唇が触れた。
一瞬の出来事に驚いて目さえ瞑れなかった。
今だにびっくりして目をしてる私に太陽はニヤッと笑って
「目ぐらい瞑れよ、ばーか」
と少し赤い顔をして言った。
幸せ過ぎて胸がドキドキしていた。
この幸せがずっと続くと信じてた…