白黒のぬくもり
「声でてないよ?飽きた?」こうなると暫く口をきいてくれなくなる。
気まぐれなのが猫なんだから仕方ない。
夕食を食べていると、ばあちゃんが
「アルトを迎えにくる白い猫がいるんだよ」迎えにくる?猫が?
「毎日午前中、塀のとこに白い猫が来てなぁその猫が一声鳴くとアルト出てくんだ」このところお昼すぎにならないと起きない私には知らない話しだ。
目が覚めるとアルトは遊びに行ってるか花壇で寝ている。
「アルトその猫にくっついて行ってんの?」
「2匹で塀の上走ってくよ」恋人だろうか、それとも先輩なんだろうか。
アルトは一体いつも何をしてるんだろう…。猫同士でどこに行っているんだろう…。
箸を持ったまま、TV前の座布団でひっくり返っているアルトをちらりと見る。
前に近所を歩いていた時、たまたま道の端を歩くアルトを見かけたことがあった。
その時に「アルトー」と名前を呼んだが一瞬だけ私に目をやり「誰のことです?」といった雰囲気を醸し出しながらスタスタと行ってしまった。
あの時は少しショックだったが…
猫には猫の世界があって、ルールがあるのかもしれない。
外で飼い主に甘ったれた姿を見せるのは人間界でいうところのマザコンみたいなものなんだろうか。
気まぐれなのが猫なんだから仕方ない。
夕食を食べていると、ばあちゃんが
「アルトを迎えにくる白い猫がいるんだよ」迎えにくる?猫が?
「毎日午前中、塀のとこに白い猫が来てなぁその猫が一声鳴くとアルト出てくんだ」このところお昼すぎにならないと起きない私には知らない話しだ。
目が覚めるとアルトは遊びに行ってるか花壇で寝ている。
「アルトその猫にくっついて行ってんの?」
「2匹で塀の上走ってくよ」恋人だろうか、それとも先輩なんだろうか。
アルトは一体いつも何をしてるんだろう…。猫同士でどこに行っているんだろう…。
箸を持ったまま、TV前の座布団でひっくり返っているアルトをちらりと見る。
前に近所を歩いていた時、たまたま道の端を歩くアルトを見かけたことがあった。
その時に「アルトー」と名前を呼んだが一瞬だけ私に目をやり「誰のことです?」といった雰囲気を醸し出しながらスタスタと行ってしまった。
あの時は少しショックだったが…
猫には猫の世界があって、ルールがあるのかもしれない。
外で飼い主に甘ったれた姿を見せるのは人間界でいうところのマザコンみたいなものなんだろうか。