光の少女Ⅳ【神魔界編】
第3部 立ち塞がる壁
第1章 距離
1
風夜の案内で、兵器のある建物の中に入った花音達は、襲ってくる魔族達を倒しつつ、進んでいた。
「砲台が取り付けられているのは、此処の最上階だ」
先頭を行く風夜の声がする。
「最上階か。それまで、ずっとこんな感じかよ」
「でも、まだ簡単に倒せる分、いいと思わないと」
文句を言う紫影に言いつつ、紫姫がまた一人倒す。
そんな中、前線向きではないため、ある程度の距離を置いていた花音は何処からか誰かに見られているような気がしていた。
「ふふ、来たわね」
水晶に映る花音達の様子を見て、黒姫が呟く。
「さあ、行きなさい。兵器は何としても死守するのよ」
そして、背後に控えている窮姫、闘牙、闇王に向かって言う。
「「「はっ!」」」
それを受けて、三人は一度頭を下げると姿を消した。
風夜の案内で、兵器のある建物の中に入った花音達は、襲ってくる魔族達を倒しつつ、進んでいた。
「砲台が取り付けられているのは、此処の最上階だ」
先頭を行く風夜の声がする。
「最上階か。それまで、ずっとこんな感じかよ」
「でも、まだ簡単に倒せる分、いいと思わないと」
文句を言う紫影に言いつつ、紫姫がまた一人倒す。
そんな中、前線向きではないため、ある程度の距離を置いていた花音は何処からか誰かに見られているような気がしていた。
「ふふ、来たわね」
水晶に映る花音達の様子を見て、黒姫が呟く。
「さあ、行きなさい。兵器は何としても死守するのよ」
そして、背後に控えている窮姫、闘牙、闇王に向かって言う。
「「「はっ!」」」
それを受けて、三人は一度頭を下げると姿を消した。