光の少女Ⅳ【神魔界編】
3
「何をして・・・」
「しっ、静かに」
声を掛けようとした花音に、聖羅が言う。
その時、前方にいる二人の声が聞こえてきた。
「・・・よかった、大丈夫だった?」
「うん。一度見つかりそうになって、ひやひやしたけど・・・」
そう言いながら、花音達が追い掛けてきた少年がフードとマントを脱ぐ。
「「「「!!」」」」
「やっぱり・・・」
マントを脱いだ少年の背には黒い翼があり、花音達は目を見開いたが、聖羅だけはわかっていたようだった。
「そっか。・・・でも、ばれなくてよかった。前でも許されなかったのに、今見付かったら、ただじゃ済まないだろうしね」
「ああ。折角友達になれたのにな」
気配を消し、様子を窺っていると、二人の声が聞こえてくる。
「うん。・・・とにかく、戦闘が始まっちゃった以上、今まで以上に気を付けないと、会えないからね」
「まあ、会えても前みたいには遊べないけどな」
「仕方ないよ。暫くは話ができるだけでもいいと思おう」
少年達がそこまで言った時、聖羅が動く。
彼女は今まで隠れていたにも関わらず、二人の前に姿を見せていた。
「何をして・・・」
「しっ、静かに」
声を掛けようとした花音に、聖羅が言う。
その時、前方にいる二人の声が聞こえてきた。
「・・・よかった、大丈夫だった?」
「うん。一度見つかりそうになって、ひやひやしたけど・・・」
そう言いながら、花音達が追い掛けてきた少年がフードとマントを脱ぐ。
「「「「!!」」」」
「やっぱり・・・」
マントを脱いだ少年の背には黒い翼があり、花音達は目を見開いたが、聖羅だけはわかっていたようだった。
「そっか。・・・でも、ばれなくてよかった。前でも許されなかったのに、今見付かったら、ただじゃ済まないだろうしね」
「ああ。折角友達になれたのにな」
気配を消し、様子を窺っていると、二人の声が聞こえてくる。
「うん。・・・とにかく、戦闘が始まっちゃった以上、今まで以上に気を付けないと、会えないからね」
「まあ、会えても前みたいには遊べないけどな」
「仕方ないよ。暫くは話ができるだけでもいいと思おう」
少年達がそこまで言った時、聖羅が動く。
彼女は今まで隠れていたにも関わらず、二人の前に姿を見せていた。