光の少女Ⅳ【神魔界編】
第3章 別離
1
ドオオン
「「!!」」
どのくらい時間が経ったのか、聞こえてきた爆発音に俯かせていた顔を上げる。
「まさか、もう・・・」
「いや、まだ早いはずだ」
神族が攻撃を開始したのかと声を上げた花音に、光輝がすぐ返してくる。
確かにまだ八時間は経っていない気がする。
「だったら、今のは」
「いたっ!花音ちゃん!」
その時、美咲の声がして、彼女を先頭に琴音、星夢、紫影、紫姫、影牙が牢の前に現れた。
「どうして、ここに?」
自分達が閉じ込められているのを知っているのは、紫狼とその部下数人の筈なのに現れた美咲達のことを不思議に思っていると、星夢がクスリと笑った。
「私の能力、忘れたの?」
言われて、彼女の能力を思い出し、納得した。
ドオオン
「「!!」」
どのくらい時間が経ったのか、聞こえてきた爆発音に俯かせていた顔を上げる。
「まさか、もう・・・」
「いや、まだ早いはずだ」
神族が攻撃を開始したのかと声を上げた花音に、光輝がすぐ返してくる。
確かにまだ八時間は経っていない気がする。
「だったら、今のは」
「いたっ!花音ちゃん!」
その時、美咲の声がして、彼女を先頭に琴音、星夢、紫影、紫姫、影牙が牢の前に現れた。
「どうして、ここに?」
自分達が閉じ込められているのを知っているのは、紫狼とその部下数人の筈なのに現れた美咲達のことを不思議に思っていると、星夢がクスリと笑った。
「私の能力、忘れたの?」
言われて、彼女の能力を思い出し、納得した。