光の少女Ⅳ【神魔界編】
数分後、封魔に伝えた通り、風夜が防御を引き受け、封魔が攻撃に徹するという戦い方は上手くいっているようで、闘牙にも引けをとっていないようだった。
「はあっ!」
封魔が放ったエネルギーと闘牙が放った魔力がぶつかり合う。
「ぐっ!」
「封魔!」
押されそうになる封魔に、神蘭が動こうとして、龍牙に止められる。
「待て、神蘭。彼奴が手出しを許したのは・・・」
「でも!」
「ふはは、今の状態ではそれが精一杯か?だったら・・・、ぐあああっ!?」
余裕の笑みを浮かべ、一気に押しきろうとした闘牙を風の渦が上空へと巻き上げた。
「なっ、貴様ぁ」
渦の中に閉じ込められ、更に風の刃で切りつけられている闘牙が、風夜を睨み、風夜はそれに笑って返す。
「確かに防御を引き受けるとは言ったけど、攻撃しないとは言ってないぜ」
「ちっ・・・」
それに忌々しそうに舌打ちして、闘牙はどうにか風の渦から抜け出し、風夜から距離を取ろうと飛び退く。
だが、その先にはいつの間にか封魔の姿があり、その手には高濃度のエネルギーが集まっていた。
「はあっ!」
封魔が放ったエネルギーと闘牙が放った魔力がぶつかり合う。
「ぐっ!」
「封魔!」
押されそうになる封魔に、神蘭が動こうとして、龍牙に止められる。
「待て、神蘭。彼奴が手出しを許したのは・・・」
「でも!」
「ふはは、今の状態ではそれが精一杯か?だったら・・・、ぐあああっ!?」
余裕の笑みを浮かべ、一気に押しきろうとした闘牙を風の渦が上空へと巻き上げた。
「なっ、貴様ぁ」
渦の中に閉じ込められ、更に風の刃で切りつけられている闘牙が、風夜を睨み、風夜はそれに笑って返す。
「確かに防御を引き受けるとは言ったけど、攻撃しないとは言ってないぜ」
「ちっ・・・」
それに忌々しそうに舌打ちして、闘牙はどうにか風の渦から抜け出し、風夜から距離を取ろうと飛び退く。
だが、その先にはいつの間にか封魔の姿があり、その手には高濃度のエネルギーが集まっていた。