光の少女Ⅳ【神魔界編】
どうするべきかと考えていると、牢の鍵を開ける音がする。

そこから梨亜と夜月が入ってきたかと思うと、花音は首に短剣を突き付けられた。


「どうして・・・」

「いいから。今は私達についてきて」


梨亜に小声で言われ、花音は大人しくする。


「お前はこっちだ!」


言って、引っ張る夜月に抵抗することなくついていく。



「花音!!」


それを追ってこようとした神蘭達が足止めされるのを見ながら、花音は二人に連れられ、そこを離れた。
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