光の少女Ⅳ【神魔界編】
「どうぞ。入って」
その言葉に夜天と光輝が入ってくる。
「姉上、どうしてここに?」
「私は神麗さんに渡すものがあったから。それより、二人は?」
「俺と光輝は呼び出されたんだ。話があるって」
「話?」
二人だけを呼び出した神麗の意図がわからず、彼女を見る。
「何だよ、俺達だけに話って」
「そうね。まずは、これを見て貰おうかしら」
そう言って神麗は、花音達の前にかなり古そうに見える地図を広げた。